ウェブサイト制作・システム構築 がんばってやってます。

リブニックシステムズ

実績紹介

CASE 01.

ウェブシステム構築(株式会社Dさま運営のショッピングサイト内)

実績紹介

【構築目的・要望】

現状、ECサイト出店形式のショッピングサイトを既に運営されているクライアントさまからのご依頼でした。

  • 多数ある商品群の中から、ユーザーの要望にあった商品を簡単に案内できて探せるようなシステムが欲しい。
  • ショッピングサイト側からユーザーに向けて、「このような商品はいかがでしょうか」と商品を“見積もらせて頂く”ようなシステムが欲しい。

【システムの概要・操作イメージ】

  1. ユーザーが、「ご予算・商品数・商品のジャンル」などの条件を指定してボタンを押す
  2. その条件に見合った(システムが各種要件を計算し抽出)商品群の一覧が表示
  3. ユーザーは一覧内容を確認し、カートに入れる という流れ

【システムの用途イメージ】

例えば、ギフトとかどうでしょう。
自分的な予算は「2万円」贈り先は「5か所(5商品)」そのジャンルは「食品系」と指定すると、例えば4,000円ほどの『お肉詰め合わせ・缶詰詰め合わせ』などの商品が5つ表示される。

個人だとそれほど商品数は多くないかも知れませんが、会社でのお取引先へのお歳暮とか、結婚式二次会などでのビンゴの景品とかにいかがでしょうか。

当案件のポイント

大元のデータベースが使えない

出店形式のショッピングサイトですから、そのECサイトの運営管理システムに「商品名・販売価格・商品説明文・商品画像」など各商品の情報は既に登録してあります。

ですが、その商品情報は“ECサイトの大元のデータベース”に入っており、各出店サイトのページからは自由にやり取り(接続)が出来ませんでした。

一番ベストな方法は、その“ECサイトの大元のデータベース”にSQLで問い合わせをし、最も一般的な「販売価格が○円以下の商品で」というような条件でデータを抽出して・・・が出来れば良かったのですが。

独自のデータベースを作ることに

ECサイトの大元のデータベースと“直接”的なやり取り(接続)が出来ないのも分かります。
自分のところの商品情報だけでなく、同じECサイトを契約している全然関係のない他社の商品情報も、その大元のデータベースに保存されていたりする場合は特に各個店がいじったり出来るのは良くないコトだと思います。
自分のところの商品情報だけだったとしても、何らかの手違いで大元の情報から誤って全件削除とかしたら大変でしょうし。

ですので、その方法は諦めました。
ですが“ECサイトの大元のデータベース”から、自分のところの商品情報はCSV形式でダウンロード出来るのは良かったです。
そのダウンロードしたCSVファイルを元にして、独自のデータベースを作ることにしました。

そのデータベースは、SQLite

ウェブ上のデータベースとして使用する訳ですから、通常では「postgreSQL」や「MySQL」を使うのが基本的な方法になると思いますが、出店形式のショッピングサイト運営で“レンタルホスティング的”な利用ですから、勝手に「postgreSQL」や「MySQL」などのデータベースを使用する訳にもいきません。

そこで何かと便利な『SQLite』を使うことにしました。
『SQLite』は、postgreSQLやMySQLのようにウェブサーバーにインストールする必要も無く、レンタルホスティングでも使える設定がなされていれば“単純なひとつのファイル”としてデータベースを運用出来るのでこういった場面では便利だと思います。

CSVファイルをSQLite形式に変換してデータベースファイルを作り、それをウェブ上にアップロードします。
ユーザーインターフェース側には独自に作成したPHPファイルを使用してSQLite形式のデータベースと接続してやり取りをする仕様としました。

基本的には、CSVファイルのままでもデータベースっぽいコトは出来ますが、『SQLite』などのデータベースを使った方が色々な条件でのデータ抽出もスピーディーに出来ると思います。


TOP